ペットが亡くなったら
亡くなられた際には・・・
動物の死後硬直は、私達の予想より早く手足から腹部、頭部といった順序で広がっていき、遺体を放置しておくと、前・後肢がつっぱったまま硬直してしまいます。
ペットが亡くなられたら、前・後肢を胸の方へそっとやさしく折り曲げ、顔や全身を温めた布などで優しく拭き、ブラシでも毛並みを整えてあげてください。
また、ご遺体から体液が滲み出す場合がありますので、あらかじめシートを敷いて口や肛門周辺を ガーゼで拭き取ってください。
特に、暑い時期は遺体の痛みが早いので、保冷剤を頭部・腹部に置いて あげる必要があります。
祭壇・納棺
【お通夜をされる場合】
毛布やシーツの上、または、棺(箱）にご遺体を納め、生前愛用していた物を一緒に入れてあげましょう。祭壇の前に遺体を安置し仏花、ローソク、線香を焚き、お水と好物もお供えして安らかに旅立てるように見守ってあげたいものです。
- 写真立てにお気に入りの写真を入れて飾る。
- 遺体を納めた棺などの側ににビニール等を敷き、愛用していた食器で御飯を供える。
- 愛用していた食器で御飯を供える。
- 生前愛用していた物も飾ってあげて下さい。
愛する動物との別れはとても辛いものです。
生前、元気づけ癒してくれたそんな動物たちに、感謝の気持ちをこめて旅立ちを見守り、出来る限りの事をしてあげることが飼い主に残された最後の務めだと思います。
いつかは別れの日が来ることはわかっていながらも、まだまだ先の事だと信じたいものです。
しかし、その日が来たときに慌てないためにも、心の準備が事前に必要なのです。
